
日本のルーブル美術館が三重に存在する!
一度は名前を聞いたことがあるフランス・パリの「ルーブル美術館」。
そのルーブル美術館から世界で唯一認められた姉妹館が日本にあるんです。
それも、三重県津市に。
17回もの渡仏と交渉の末、本家のルーブル美術館から正式に認められたという執念の美術館です。
オープニングセレモニーの際にはパリのルーブル美術館会長も来場したと言います。
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外観もまたインパクトがあります。
ピラミッド型の屋根の建物で、ここもルーブル美術館を思わせます。
入口ではルーブル美術館といえばの2作、「ミロのヴィーナス」と「サモトラケのニケ」が出迎えてくれます。
・・・と思ったら全体の外観を見るととんでもないことになっていました。
自由の女神と黄金の大観音までいるという・・・。
ルーブル美術館の姉妹館というすごい場所なんですが、うさん臭さが出ているのはこのあたりが原因でしょうか。。
ルーブル彫刻美術館の魅力
このルーブル彫刻美術館は姉妹館だからこその魅力があります。
それは、ルーブル美術館にある本物から直接、型をとって復刻したレプリカを展示している点です。
型をとって復刻しているので、本物と同じ形で、同じ傷跡が再現できているのがポイントです。
通常、このような歴史的な像などは壊れやすいので型をとることはさせてもらえません。
なので似せて一から作っている作品がほとんどなのです。
そういった本物と区別がつかないほどのレプリカが約1300点展示されているので見応えがありますよ^^
さらにはルーブル美術館では観光客でいっぱいなのでゆったりと観ることができないわけですが・・・
ルーブル彫刻美術館は違います。
スカスカなのでゆっくり時間をかけて鑑賞することができます。
有名なミロのヴィーナスも、サモトラケのニケも、ここでなら様々な角度からほとんど邪魔されず観ることができますよ。
(経営的にはそれが良いのかわかりませんが^^;)
ちょっと気になるな、という方は行ってみる価値はあると思います。
本物ではありませんが、彫刻作品の持つディテールなどはそのまま楽しめるのでオススメです。
作品の密度は高いですが、人の密度は低いのでのんびりとでき、デートにも良いかもしれません。
ルーブル彫刻美術館
住所 :〒515-2621 三重県津市 白山町佐田東谷1957
アクセス:近鉄大阪線「榊原温泉口駅」より徒歩約5分
営業時間:午前9:30~午後5:00(入館は午後4:30分まで)
定休日 :年中無休
駐車場 :あり
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