週末のある晴れた日、女性二人で京都美山へドライブに行ってきました。
目的地であった「かやぶきの里」にほど近い場所で、思いがけず素敵な佇まいのお店を見つけました。
すでにお昼を過ぎていたこともあり、まずここで食事休憩することにしました。
この何とも風情のある佇まいのお店の名前は、『美山粋仙庵 SAI』(みやますいせんあん さい)。
「身体にやさしくおいしい食材を追求する」がコンセプトの季節の食材を使った料理が楽しめる古民家カフェです。
店内のインテリアと窓から見える景色が素敵なお店
まず店内に入って驚いたのは、レトロでモダンなインテリアの数々。
一瞬、歴史博物館にでも来たかのような錯覚さえ覚えるほどです。
そして、靴を脱いで座敷に上がると目の前には大きな窓があり、窓の外には美山川の清流が広がっています。
素敵なインテリアと素敵な景色にテンションの上がった私たちは、とりあえず座って、一旦心を落ち着け、メニューを選びました。
私は、湯豆腐の定食、友だちは鮎の塩焼きの定食を注文しました。
お豆腐は、しっかり大豆の味がするお豆腐でとても美味しかったです。
友だちの頼んだ鮎も臭みがなく、香ばしくて美味しいと言っていました。
もちろん料理は美味しかったのですが、味付け以上に周りの景色が、素敵すぎて、より一層美味しく感じられたような気がします。
居心地がよすぎてお昼寝・・・酒造では試飲も楽しめる
私たちがお店に入ったときは先に一組の客がいたのですが、知らない間に帰っていて、食事を終える頃には私たち一組だけになっていました。
大きな窓から心地良い風が吹いてきて、お腹いっぱいになった私たちの眠気を誘います。
友だちはよほど居心地がよいのか、本当にしばらく横になってお昼寝していました。
食事の後、店の敷地内をうろうろしていると、蔵らしきものを見つけました。
そして、こちらのオーナーのお母様らしき人に、「蔵の中に美味しいお酒があるので、ぜひ試飲してほしい」と言われ、私たちは蔵の中を見学させていただくことに。
蔵は小さかったですが、何種類かの地元のお酒がおかれていて、全種類試飲させてもらうことができました。
その中でも美味しかったのが、外国人杜氏のフィリップ・ハーパーさんが仕込んだというお酒「和く輪く京美山」。
とってもフルーティで女性にもたいへん飲みやすいお酒でした。
友だちは運転があるので私だけしか試飲できず、少しかわいそうでしたが、結局、友達も一本買って帰りました。
ちなみに私は二本買って帰りました。
美山は「かやぶきの里」だけかと思いきや、こんなに素敵なお食事スポットがあったとは、驚きでした。
週末は、景色も食事もお酒も堪能できる『美山粋仙庵 SAI』にドライブがてら出かけてみませんか。
美山粋仙庵 SAI
住所 :〒601-0724 京都府南丹市美山町内久保下カルノ54-1
営業時間:11:00~16:00(15:30ラストオーダー)
定休日 :毎週火曜日・年末年始・不定休あり 1月~3月は土・日・月・祝日のみ営業
駐車場 :有り 10台(大型バス可)/無料
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