秋も深まり読書や食べ物など様々な楽しみがありますが、秋と言えばやはり樹木が色づく紅葉が見ごろになります。
街路樹などで見る紅葉や少し奥深いところに見に行く紅葉もいいですが、私のおすすめは登山でしか行けない山の紅葉です。
特におすすめな場所が『涸沢カール』で、ここから穂高の山々をバックに見る紅葉がとても素晴らしいです。
涸沢カールは登山でしか行けない場所です。
涸沢カールに行くためには上高地から片道6時間ほどかけて行くことになります。
ハイキングとは少し違い、本格的な登山用品が必要になる登山道が広がっています。
上高地から本谷橋という場所までは緑豊かな林道が続いており、森林浴を味わいながら楽しく歩くことが出来ます。
本谷橋からは本格的な登山道が始まり、気を引き締めながら行くことになります。
ですが、永遠ときつい登山道が続いているわけではないので登山初心者の方でも安心して行くことができます。
また、登山道はとても整備がされているため歩きやすいルートになっています。
徐々に標高を上げていきますと眺望もよくなってきます。
所々から常念山脈の山並みが見え、登山のきつさを忘れさせてくれる絶景を見せてくれます。
そのうちに目的地である『涸沢ヒュッテ』に到着します。
涸沢ヒュッテからは穂高の山並みをバックに素晴らしい涸沢カールが広がっています。
地上の紅葉とは一味違う山の紅葉!
涸沢ヒュッテでは多くの登山者がテントを設営しており、カラフルなテントの色がカールの雄大さを際立たせます。
涸沢ヒュッテから見る紅葉は目の前がすべてが赤く色づいていて、赤色のじゅうたんが広がっているような錯覚にさせてくれます。
また、涸沢ヒュッテに泊まると、泊まった人にしか見れない絶景も見ることが出来ます。
山の向こうに沈む夕日に照らされるアーベンロート(夕焼けが山肌に反射して山が赤く見える現象)と紅葉の絶景もぜひ見てもらいたい美しさです。
また、朝になると山の切れ目からのご来光に照らされる紅葉のコラボレーションを見ることができます。
山の上で紅葉を見ながら飲むビールも最高です。
涸沢カールは車では行けず徒歩で行くことになり、体力的に負担がありますが、頑張った分絶景を味わうことができるのでぜひおすすめしたい場所です。
山の紅葉はすぐに見納めになり、紅葉が終わると同時に山は冬をむかえる準備を始めることになるので、この一瞬の絶景を見にぜひ訪れてみてください。
涸沢カール
住所 :〒390-1516 長野県松本市安曇4469-1
営業時間:特になし
定休日 :特になし
駐車場 :なし
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